2020年12月25日金曜日

グレー&マットが人気です。

 

先日クオーツカウンターのブランド「SILESTONE(サイルストーン)」から新色が発売になりました。

早速ショールームにもサンプルを届けていただきましたが、全て表面はツヤのないマットな質感。



左)Nolita  中)Seaport  右)Corktown


クオーツはこれまで高級感のある光沢の仕上げがほとんどでしたが、最近はマットな仕上げもたくさん出ています。

なかでもグレー色は人気で、「コンクリート」っぽい雰囲気を好まれるお客様が増えているなと感じています。


新色 Seaport 。カタログも素敵です。


人工大理石、クオーツ、セラミック、それぞれコンクリートに近い色・柄・質感の商品がございますのでぜひショールームでご比較・ご検討ください。(塩田)



2020年12月20日日曜日

『キッチンから見える景色』

 

普段、リビングダイニングからキッチンがなるべく美しく見えるように考えてプランしておりますが、キッチンに立った時、目の前に広がる風景も大事な事です。


人気の対面オープンキッチンの多くは目の前にダイニングテーブルが配置されています。


キッチンの前に立って料理や洗い物をしてると、ダイニング廻りやその先のリビングの様子が目に入ります。


小さなお子様がいる場合は遊んでいる様子が良く見えるので安心ですし、何より料理しながら家族との会話を楽しめます。


勿論、「ペットボトル置きっぱなしだな~」「ソファ汚れてるかも」「薬は出したら閉まって!」など細々したものも目につきますが。


キッチンに立ち料理する時、目に入る風景が素敵だったら、それだけで少し気分も楽しくなります。


例えば、壁に向かって作業していたキッチンを窓に向けて使用するオープンキッチンにリフォームしたお客様の場合。


「今まで10年以上景色を見ずに料理していたと思うと残念で仕方ない」と。





キッチンに立つとグリーンやお花で美しいベランダ越しに素晴らしい風景が見えます。夜も素敵だそうです。







愛犬ちゃん達もママが見える新しいキッチンを気に入ってくれたようです。





また、窓辺のグリーンやお気に入りのインテリアが目に入るのも何とも癒されます。










中庭が見えるキッチンもお天気の良い休日には家族で料理を楽しみたくなりますね。




独立型キッチンや壁付けキッチンの場合でもOPENの棚を作り、こだわりのスパイスや調味料を並べてみると俄然料理をする気持ちになります。





いつも雑多になっていたザルやボウルをオーダーしたラックに並べてみたら毎日の洗い物が嫌じゃなくなったというお客様からのお声もいただきます。





因みに我が家はアイランドシンク前に立つとダイニングテーブルとテレビが目の前にあります。


テレビの横の空間が季節のお花やお気に入りの雑貨を飾るスペースです。


普段はその時に気に入っている雑貨を意味もなく飾ってはニヤニヤしております。





この時期はクリスマスツリー。




お正月はちろりのお屠蘇セットとお正月のお花、撮影用にお節も並べてみます。






誰もいないダイニングキッチンで料理を仕込んでいる時には音楽をかけお気に入りスペースに飾られたものを眺めたりしております。

コロナ渦で家族が家にいる事が多く、毎日毎日お料理を作らなければならない事にうんざりしている方も多いと思います。


是非、大掃除のついでに「キッチンから見える風景」を意識して模様替えしてみてはいかがでしょうか?(上田)

 


2020年12月15日火曜日

オーダーキッチンをもっと身近に…

 

今回EKREAで運営しているinstagramをご紹介します。






EKREAにご来店してくださるお客様のほとんどがHPやBLOG、雑誌を見てご来店されます。


もっと気軽に、日常的に、オーダーキッチンの世界を感じていただけたらと思い、instagramを定期的に更新しております!


最近は、エクレアオーダーキッチンのご紹介というシリーズで、エクレアの特徴を更新しています。


施工例も載っているので、ぜひ参考にしてください。(山本)


2020年12月10日木曜日

キッチン施工管理の大切さ

 

私が携わる重要な仕事の一つに現場管理があります。

オーダーキッチンはいくつかのプロセツを経て完成いたします。




現場管理の仕事はその中で「現場打合せ」「納品・施工」の管理を担当致します。

完成後の施工例等はこのスタッフブログや弊社HPでご覧いただいているかと思います。

その施工例からもわかるようにどのキッチンを見ても同一のものはなく、寸法やデザインも様々な仕様となっています。

「現場打合せ」ではその寸法のキッチンが問題なく現場に収まるのか、またキッチンの場合設備機器も伴いますので、その配管や電気設備の位置の確認も重要になります。



最近は住宅の1Fに限らず2Fや3Fにキッチンを設置することも多く、大型家電品やクォーツやセラミックといった重量物でなおかつサイズが大きいカウンターの需要も増え搬入経路の打合せもかかせません。




オーダーで一つ一つお作りしますので工程に対しての納期についてもお打合せを致します。その過程を経て「納品・施工」となります。

施工当日は取付の職人さんと納まりについての打ち合わせをしながら施工を進めていきます。

施工も既製品とは違い、オーダーですので間口・設置個所に合わせて㎜単位で仕上げていきます。




そこには職人さんの技量が問われてきます。私共の職人さんは経験豊富な熟練工が多く、確かな仕事ぶりに管理する私の大きな助けとなっています。納まりは他社に負けませんね!




そうした過程を経てご注文頂いたオーダーキッチンが完成していきます。図面・仕様書通りに商品が出来上がるまでには様々な人の力と助けがあってこそと日々感謝しながらまた明日からの現場管理頑張ります!。(近藤)

 

2020年12月6日日曜日

ここ最近ご納品させていただいたキッチンについて


年末までの納品や三月までの納品に向けての打ち合わせなど、お陰様で各スタッフ忙しい日々を過ごしております。

私はと言うと、ここ最近、以下のようなキッチンをご納品させていただきました。

 

いずれも設計事務所からのご紹介になります。

 



セラミックカウンターとナラ突板

設計:アオイデザイン

https://aoydesign.com

 





シンク側/ステンレスカウンターとウォールナット突板扉

ガスコンロ側/セラミックカウンターと塗装扉

設計:望月建築アトリエ

https://mochizuki-a.com

 




セラミックカウンターと塗装扉

設計:R Hデザイン

https://rhdesign.mystrikingly.com

 

 

いずれも設計段階で冷蔵庫は別の場所に置くようなレイアウトになっておりました。

カウンターはいずれもセラミックです。

床、天井、壁の建築の仕上げと、キッチンの素材が調和し、素敵な空間になっていました。

 


ここ最近は濃いめの面材が多かったのですが、以下のような明るい印象のキッチンも、納品に向け打ち合わせや準備を進めております。

 

●白系のクォーツカウンターとライトグレーの扉

 



ショールームのキッチン

組み合わせを気に入っていただき、ご採用いただくお客様が増えています。

 

 

●コンクリートのような色のカウンターとタモやナラなどの突板

 


過去の納品実例より

 

美しく納まったところを見るのが楽しみです。(宇多) 


2020年11月30日月曜日

『オーダーキッチンご相談実例 ~その5~』

 

オーダーキッチンをご相談いただくお客様はデザインや海外製を中心とした設備機器類へのこだわりをお持ちの方が多いのですが、収納についても同じくらいこだわりを感じます。

特にオープンキッチンの普及により「家電収納」がキッチンにおける収納の大きなテーマ(少々大袈裟ですが・・)になっているため、時間をかけて打ち合わせをしプランをまとめていきます。


家電収納というと、キッチン背面の作業カウンターに横並びで置くのが一般的ですが、リビングダイニングからの見た目をスッキリさせたいとのご希望から、家電を「隠す収納」や置く位置を工夫して家電を「目立たなくする収納」の提案が増えています。


まずははね上げ式の扉です。

扉が上部に跳ね上がるので、開けっ放しにして作業かできます。

内部にスライド棚をつければポットなど一時的に蒸気がでるものでも設置ができます。








もう少しまとめて家電を収納したい場合、垂直収納扉をご提案することもあります。




ほぼ開けっ放しというお声も・・・(^^)

扉を引き込んで収納できるので、作業中は扉が邪魔にならず、電子レンジ・炊飯器・ポットなど頻度の高い家電がまとめて収納できます。扉を閉めるとスッキリしますね。


扉で隠すと毎回開け閉めが大変なのでは、、、とご心配な方には家電を置く位置を変えることをおすすめします。

特に多いのはオーブンレンジをカウンター下に設置するプランです。


スライド棚を付けて熱を逃がす工夫もしています。



ダイニング側から見たキッチン


カウンターの下にオーブンを設置することでスッキリした印象になりますね。

オーブンレンジは使用頻度も高いので基本はカウンター上に置く方が便利ですが、その大きさからかなりの存在感であることに気づいている方も多く、、、、今後ますます増える収納方法ではないでしょうか。



また、家電類は全てキッチン内に置かなくていいこともあります。

こちらの写真はご飯好きのご家族がおかわりをするとき都度都度キッチンに入らなくてもすぐにご飯をよそえるよう、ダイニング側に炊飯器置き場を設けました。




ダイニング側から見たキッチン。4枚扉の1番右端に炊飯器が入っています。




普段はスッキリした見た目です


内部にコンセントを設けているのでそのままご飯が炊けます。


写真のように、ダイニング側に面した収納の一部に炊飯器が入る収納を設けています。

スッキリとして美しい空間になじむようおさまりも工夫しました。

「ダイニングテーブルから近いので自分でよそってくれるようになりとても便利です!」と喜んでいただきました。


家電の置き方に正解はないと思いますので、ご家族や暮らしにあった収納についてぜひプランナーにご相談ください。(塩田)









2020年11月20日金曜日

『オーダーキッチンご相談実例 ~その4~』


オーダーキッチンのご相談にいらっしゃる多くのお客様がご希望される事のひとつがリビングダイニングとの調和です。

床の素材や壁の仕上げ、家具やファブリックにまでこだわった居心地の良い空間の中で、キッチンだけ決まった仕様の中から選ぶ事に抵抗がありましたというお客様が多くいらっしゃいます。


オーダーキッチンの場合、カウンター、扉材、色、機器、動線など全てお客様ご自身のお好みで選択する事が出来ます。


新築の場合はレイアウト、動線含めご提案させていただく事が多いのですが、リフォームの場合はどうしても動かせない柱や壁等があったり、あまり大掛かりな工事になる事を避け、既存のレイアウトをあまり変えない場合が多いです。(でも雰囲気は変えたいというご希望)
そのような場合は扉や色等で少し遊んでみる事をお勧めします。

現在お打合せ中のキッチンリフォームの例をご紹介致します。
下記が当初のキッチンのイメージ画像です。


既存キッチンのイメージ



以前、マンション等でも良く見られた立ち上がりカウンターと垂れ壁の間だけオープンになっているタイプです。
今回は、「キッチン左側の壁はインターフォンや照明スイッチが設置されている為そのままにする」「キッチン側からの吊り戸収納を確保したいので垂れ壁は残す」という制約がある中でいかにダイニングと繋がっている感じのカフェのようなキッチンに出来ないかとプラン致しました。

こちらがご提案したイメージ画像です。


リフォーム後のキッチンのイメージ


弊社ショールームのキッチンを大変お気に入っていただいた為、そのイメージにてプラン致しました。


キッチンカウンターをダイニング側まで延ばし、LDK入ってすぐ目に入る壁(インターフォン設置の)の脇までつなげました。


アクセントクロスをご提案したダイニング側はOPENの飾り棚を設置し、お気に入りの椅子を置けばちょっとしたカフェのような雰囲気になりました。

キッチンの扉材や色、カウンターの素材をご検討する上でダイニングとの調和はとても大事な要素です。


お客様には家具の雰囲気やご家族様のお好きな色、タイルや家電のお好み、飾りたい物までお伺いし、作り上げたオーダーならではのキッチン。

今回のお客様は、アクセントクロスの色も3Dをご参考にしてくださり「キッチンが出来たら椅子や時計も探します!」と言っていただきました。

エクレアではお客様のお好みやご希望をお伝えいただければ、プランナーがキッチン及びキッチン周りのコーディネートをご提案させていただきます。

是非ご相談にいらしてください。(上田)

 

2020年11月15日日曜日

『オーダーキッチンご相談実例 ~その3~』

 実際にオーダーキッチンのご相談に来られたお客様からは

・メーカーキッチンだとカウンター高さを自由に変更できない

・収納の奥行寸法が決められているため、自宅に綺麗に収まらない

・メーカーキッチンで好きなものをカスタマイズしていくと値段が高くなる

などのお話をお伺いしました。

 メーカーキッチンはある程度規格があるため、自由度は限られてしまうのが難点ですが、オーダーキッチンは自由にプランを作成することが可能です。

 但し、やりたいことを100%プランに盛り込むと値段が高くなってしまうと心配する方もいらっしゃいます。

そこはどのようにしたら、金額を抑えられるかご提案しますので、お打合せを進めていく中でご要望をお聞かせください。

 

《実例》

アイランドキッチンと既存家具の背面収納取付プラン

 

キッチン全体のイメージ(当初)


 こちらのイメージ画像は、先日ご相談いただいたお客様におつくりしたプランです。

ご来店時、どこに何を収納したいか、お客様が手書きでイメージを書いてくれました。

そのイメージをもとに一度御見積をご提出し、ここから、ご予算の調整のため、当初希望していた蒸気排出ユニット・引出し1つを削除しています。

蒸気排出ユニットは基本的に炊飯器等使用頻度が高く、長時間使用するものを収納するときに使用します。今回のお客様はケトルやコーヒーメーカーを置きたいとのことだったので、棚をスライド式にして使用するときだけ手前に出せば十分だということがわかり、蒸気排出ユニットをプランから外しました。アイランド側の収納もシンプルにプランしています。

 その分、大型食洗機やハイブリッドコンロ等をつけ、設備面を充実させています。 

このように自分の中でどの部分が重要で、逆に優先度が低い部分はどこか考えることで納得のいくキッチンをつくることができるのではないかなと思います。

但し、全部1人で考えるのは大変です。そこはプランナーを頼ってください。まとまっていなくてもいいので、キッチンの思いを伝えていただき、一緒につくっていけたら想像するだけでわくわくしてきませんか?

ぜひ、ご来店お待ちしております。(山本)

 

2020年11月10日火曜日

『オーダーキッチンご相談実例 ~その2~』

皆さまがオーダーキッチンを選ばれる理由は?

世の中に流通しているキッチンのほとんどがシステムキッチンといわれるメーカーキッチンです。

価格帯も幅広く、オーダーキッチンでは対応できないような非常に考えられた収納パーツも数多く見受けられます。

私どものショールームにご来店頂くお客様も当然そうしたメーカーのショールームに足を運ばれています。

そうした中で最終的にオーダーキッチンを選択する理由は何なのでしょうか?

一般的に「オーダー」=高い!というイメージをお持ちのお客様が多いはずなのに・・・

私どものショールームにご来店いただくお客様にオーダーキッチンを考えるきっかけをお聞きすると、


・メーカーキッチンでは設定のないビルトイン機器を組み込みたい

・今ある食器・調理道具・調理家電等を計画的に収納したい

・自分流の使い勝手を考慮したキッチンレイアウト・寸法にしたい

・希望に合ったカウンターや扉の素材・色を選択できる

などなど理由は様々です。



調理家電収納




計画された収納



シンク下のダストボックス、まな板収納



オーダーキッチンは様々な選択肢があるため、かえって悩まれてしまうお客様もいらっしゃいます。

ただ最近はPinterestInstagram等のSNSを活用してキッチンの情報を集め、「イメージはこんな感じです」とお伝え頂くことも増えています。


思いの詰まった切り抜き




好きなイメージが見つかる、エクレアショールーム内のコーディネートボード


また、「オーダーキッチンってどんなものなのか知りたくて」とご来店頂くお客様もいらっしゃいます。

「オーダーキッチンのショールームってちょっと敷居が高いな」って思われているお客様もぜひEKREAショールームにお越しください。

お客様のキッチンについての思いどんなことでも結構です。お話をお聞かせください!すべてはそこからはじまります。(近藤)

 

2020年11月5日木曜日

『オーダーキッチンご相談実例 ~その1~』

 

11月のテーマは、「オーダーキッチンご相談実例」です。

今月はどんなきっけでショールームへキッチンのご相談をいただいているかお伝えしたいと思います。


オープンキッチンが主流になり、LDKがひとつの空間になったことでキッチンと、ダイニング・リビングを統一感があるようにおさめたいというお客様が増えています。

家族が集まる場所だからこそ、より快適で美しい空間にしたいですよね。

そういったご要望にオーダーキッチンは柔軟に対応することができます。







写真の実例のようにキッチンからダイニングまで同じ素材で作ることができます。

さらに収納の面でもキッチンはもちろんのこと、ダイニング側の収納も用途や使い勝手を考慮したプランニングが可能です。いくつか実例をご紹介します。


「エアコン」






エアコンの存在感は無くしつつ、空気の流れを遮らないようルーバー状の扉が付きます。

 

「オーディオ機器」




 

「プリンター」




 

その他「ルンバ」「スマホ」なども最近ご相談が増えてきたと感じます。

 

必要な家電について、お部屋全体の計画で収納スペースが確保できていない場合や、

キッチンと仕様を合わせて収納を作りたい場合などご相談いただければと思います。(宇多)

 



2020年10月31日土曜日

『キッチンを快適にする収納の工夫 ~その5』

キッチンがオープンになったことでダイニングとの距離もより近くなりましたが、そこで大切なのがダイニング側で使うものをどのようにキッチンに収納するかです。




こちらの写真はペニンシュラ型のオープンキッチンですが、キッチンの向かい側にダイニングテーブルがあります。キッチンカウンターの奥行きを深くし、ダイニング側にも扉収納を設けていますが、一部オープンな棚を作りました。





オープンな部分にはコースターや調味料が収納されています。

都度キッチンに取りに行くことなくダイニングテーブル側でよく使うものをこの位置にしまうことができるので、ダイニングテーブルもすっきり使えます。


また、普段から来客が多いため、グラスやカトラリーなどゲストが自由に取り出してもらえるようキッチンカウンターの側面に収納を設けました。


奥行き約25cmの引出+棚収納


引出には箸置きやカトラリー、棚にはグラス類を収納


この位置なら出し入れしやすく、普段使いと来客用で、食器やカトラリーをわけて収納できます。


収納は多いにこしたことはないかもしれませんが、、、同じ収納でも設ける位置や形状を工夫することで、ダイニンングなど他の空間とのすみわけがしっかりでき、キッチンでの作業がより快適になります。(塩田)