2020年9月7日月曜日

『キッチンプランナーが注目するキッチン設備機器 ~その1(カラーシンク)』


9月は、『キッチンプランナーが注目するキッチン設備機器』をテーマに更新していきたいと思います。

まずはカラーシンクについてです。

カラーシンクというと、白またはパステル系や淡い色のシンクが多く、どちらかというと可愛い印象ととらえておりましたが、黒や茶などの濃い色や、使いやすい色のものが登場し、選択肢の幅が広がったと感じています。

まずはKORLER社(アメリカ)のネオロックシンクです。




ネオロックシンクは、石英(クオーツ)を粉砕し固めたエンジニアリングストーンと、硬質樹脂のエポキシで構成されていて、耐久性、耐熱性(400°)、耐汚染性に優れているという性質があります。

万一傷がついてしまった場合は専用のクリーナーで磨いて、目立ちにくくなります。(研磨材が入ったものなどはNG排水口は114φです。

マットな質感で、色は、黒、茶、ベージュ、白、トープ、グレイ、グラファイト(濃いグレイ)、プラム(紫)があります。


ブライン色

トープ色


もう一つはCOMO(日本)のダンケです。





ステンレスシンクに薄いガラスのコーティングがされていて、耐熱性(400°)、耐酸性、耐摩耗性、高洗浄性が優れています。
摩耗が少なく、シンクがきれいな状態で長く使えます。
お手入れはステンレスシンクと同じように市販のクレンザーを使用することができます。
排水口180φ、115φがあります。


もともと、COMOには白や明るめのカラーシンクがありましたが、黒、茶、ゴールドも加わりました。ガラスコーティングのためツヤのある仕上げです。




どちらとも、デザイン、性能、共にお勧めできるシンクだと思います。

※いずれも濃い色の場合はカルキの付着は目立ちます。
※いずれもカウンターとの接続部分には継ぎ目が入ります。

カウンターと相性の良い色のカラーシンクで、キッチンの印象が変わります。ぜひご検討いただけたらと思います。(宇多)



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